工事不要で簡単に設置可能!屋内用防犯カメラの選び方と注意点を解説
空き巣対策を考えて、防犯カメラの設置をしようか迷っている方もいるでしょう。しかし、防犯カメラは工事が必要である場合が多く、面倒だと感じている方も多いと思います。この記事では、置くだけで設置が可能な屋内防犯カメラについて解説します。選び方やおすすめのモデルも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
屋内に防犯カメラを設置するときの選び方
防犯カメラには、さまざまな種類が発売されており、選び方がわからない場合が多いと思います。ここでは、屋内防犯カメラを選ぶポイント4つ紹介します。
映像品質と暗視性能
解像度がフルHD以上のカメラを選ぶことで、細部まで鮮明に捉えることが可能です。また、暗い空間でも鮮明に撮影できる赤外線カメラのなかでも、とくに850nmの赤外線カメラがおすすめです。部屋の明るさに左右されず、夜間でもしっかりと映像を捉えられます。
画角の広さ
死角が少なく、広範囲を一度に捉えられる広角レンズ搭載のカメラがベストであり、さらにアングル調節が可能なものを選ぶことで、侵入者の行動を最大限に記録できます。
さらに防犯力を高めたい場合や部屋の間取りによっては、複数のカメラを設置し、一括管理が可能なアプリの利用を検討しましょう。
動体検知機能と警報機能
動体検知機能が搭載されているカメラは、動いているものを捉えると、すぐにスマホに通知を送り、異常に速やかに気づけます。そして、警報機能により、遠隔地から侵入者を音で威嚇することが可能です。
録画の方法
証拠を確実に残すためには、クラウド保存がおすすめです。カメラが壊されてしまったとしても、クラウドには過去の映像が保存されているため、何があったのかの確認が可能です。一方、microSDカードに保存する場合は、カメラを盗まれたり、カードを抜かれたりすると証拠が残らない危険性があります。
工事不要で簡単に設置できる屋内防犯カメラのモデル
防犯カメラを設置するとなると、配線の工事などが必要な場合が多く、面倒だと感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、工事不要で置くだけで使用できるカメラが増えています。ここでは、簡単に設置できる屋内防犯カメラのおすすめモデルを3つ紹介します。
パナソニック(Panasonic) 屋内HDカメラ KX-HRC100
コンパクトでありながら、水平約118度の広画角レンズを搭載しているこのモデルは、広範囲の監視が可能です。そのうえ、200万画素のフルHD映像によって、詳細な映像を捉えられ、動作、温度、音を検知する機能もあります。
専用アプリをスマートフォンにインストールすれば、検知情報が通知として直接手元に届きます。軽量設計のため、限られたスペースでも気軽に設置可能です。また、タイムラプス機能も搭載されており、1日分の動画を時系列でまとめて見ることが可能です。
アイ・オー・データ(I-O DATA) ネットワークカメラ Qwatch TS-WRLP
動作、人感、気温、湿度、音に対応する5つのセンサーを装備しており、日常生活のさまざまな変化をリアルタイムで捉えます。センサーが検知した変化は、設定に応じてスマホに通知され、いつでも家庭の様子を把握できます。
1台だけで使うことはもちろん、複数台を設置して使用することも可能です。たとえば、玄関、リビング、子ども部屋といった異なる場所にカメラを置くことで、一度に全ての映像をモニタリングできます。
ティーピーリンク(TP-Link) Tapo C200
1080pの高画質により、細部までクリアに撮影します。また、ナイトビジョン機能により、夜間や暗所でも安心して監視が可能です。さらに、動作検知機能が搭載されており、カメラの前での動きや音を感知すると、情報をリアルタイムでスマートフォンに通知します。
不審な人物を検知した際に、アラーム音とライトで警告する機能も特徴的です。また、内蔵のマイクとスピーカーを活用して、アプリを通じて双方向通話も可能です。音声アシスタント機能との連携もできます。
首振り機能を搭載しているため、広範囲の監視ができ、最大128GBのmicroSDカードに対応しており、長時間の録画も可能です。
屋内防犯カメラの工事不要タイプで監視!注意点は?
防犯を目的とした場合と監視を目的とした場合では、設置の方法は大きく異なります。防犯目的でカメラを設置する場合、存在を目立つようにするかが重要です。目立つ位置への設置や、カメラであることを明示するシールの貼り付けなどは、侵入者に対する抑止力を高めます。
一方で、監視を目的とする場合、目立たないように設置することが推奨されます。目立たない位置への設置により、監視対象が自然な行動をとる様子を記録することが可能です。
まとめ
屋内用防犯カメラを選ぶ際には、映像品質、暗視性能、画角の広さ、動体検知・警報機能、そして録画保存方法が重要です。また、とくに注意が必要なのが設置方法とその利用目的の理解です。
防犯を目的とする場合は、カメラの存在を明示して侵入者に対する抑止力を高めることが重要であり、一方で監視を主目的とする場合は、カメラを目立たない位置に設置することで自然な行動を記録します。
工事が不要で手軽に設置可能な屋内防犯カメラも多数存在し、そのなかから特定の目的に最適なモデルを選ぶことが重要です。安全と安心のために、最適な防犯カメラの選択と設置を心掛けましょう。