防犯カメラに録画機能は必須?利用上のメリット・デメリットを解説

公開日:2023/07/01  最終更新日:2023/06/01


防犯カメラには録画機能を搭載することができますが、必須な機能なのでしょうか。リアルタイムでトラブルや犯罪の状況を防犯カメラで確認するのは難しいだけではなく、証拠として映像が残っていないと困ってしまいます。さまざまな場面で録画機能が使用されているため、今回の記事を参考にしながら導入を検討してみてはいかがでしょうか。

防犯カメラを導入するなら録画機能は必須?

日常生活や仕事の場面で録画機能は必須といえるでしょう。リアルタイムで映像を確認するのが難しいからです。ここからは、防犯カメラの導入例を目的別に紹介します。

マンションやアパートに設置する

多くの人が同じ環境で生活を送るマンションやアパートでは、防犯カメラを設置することをおすすめします。とくに、エントランスには日々多くの人が行き来するため、ポストにいたずらをされたときや、不審な人が目撃されたときに、防犯カメラの録画機能が役立ちます。また、ゴミ捨て場も多くの人が利用するため、不法投棄や分別ができていないゴミを持ち込んだ人を特定できます。住民が安心して生活を送れるように配慮できます。

駐車場に設置する

夜間になると、車にいたずらをする人が多くいます。車上荒らしや盗難などを防止するために設置しましょう。録画期間の長短は、駐車場の種類によって決定できます。たとえば、利用者が数時間おきに変化するコインパーキングでは、録画期間が短くても問題ありません。反対に、月極駐車場のように長期間同じ利用者が駐車場を利用する場合は、録画期間が長めのものが望ましいでしょう。

戸建て住宅に設置する

空き家になっていなければ、何か問題が発生したときに住人が気付くようになっています。そのため、録画期間は短くても構わないでしょう。泥棒対策だけではなく、近隣住民とのトラブルを防止する目的で設置する人もいます。

録画機能があることで防犯カメラの効果が変わる?

近年の技術では、鮮明な映像が保存できるようになっています。立派な抑止力となることが期待できます。ここからは、録画機能付き防犯カメラを導入することのメリットとデメリットを紹介します。

鮮明な映像の記録ができるメリット

1960年代から、防犯カメラに録画機能が備え付けられるようになりました。近年では技術が進化して、鮮明な映像の記録ができるようになっています。

リアルタイムで確認するのが難しい点を補える

かつて昔の防犯カメラでは、常にモニターの画面を確認し続けるのが難しいとされていました。しかし録画機能が備わったことで、デメリットを補うことができます。問題が発生したときに映像を確認できます。

映像の見直しや抜き出しができるメリット

録画したデータを一定期間保存できるだけではなく、万が一問題が発生したときに映像の見直しや抜き出しが可能です。24時間電源を入れておくだけで映像が記録されます。

録画機が盗まれないようにしなければいけない

ここからは、録画機能付き防犯カメラのデメリットです。カメラとは別に録画機を設置している場合は、録画機が盗まれないようにしなければいけません。こちらの対策を怠ると、映像の確認や抜き出しができなくなります。鍵の付いたラックを準備して、そのなかに収納するようにしましょう。

SDカードは録画容量が少ないというデメリット

HDDは1か月以上も録画できますが、SDカードは2、3日程度しか録画できません。長くても1週間程度となっているため、録画容量が少ないのがデメリットといえるでしょう。たとえば、事務所を1週間不在にしている間に、室内で問題が発生しても、当時の状況を録画機で確認するのが難しいということになります。これでは、何のために録画機を設置しているのか分からなくなってしまうので、長期間事務所を不在にするようなときはHDDを設置するなど工夫しましょう。

複数台設置すると運用が煩わしくなるデメリット

カメラごとに記録媒体が異なるため、映像を確認したいと思ったときは、1台ずつSDカードを抜き出す必要があります。このため、運用における労力がかかってしまうので、負担に感じる人がいるでしょう。

録画機能がない防犯カメラを選ぶリスクとは?

防犯カメラを設置することで、犯罪などの抑止力となる場合がありますが、それでも悪いことをする人はいます。そのときに、録画機能が備え付けられていないと、警察の捜査に貢献できません。

何か問題が発生したときに困る

録画機能がないと後から映像を見返すことが不可能なので、何か問題が発生したときに困ってしまいます。空き巣、近隣住民とのトラブル、車上荒らしなどが発生したときに、当時の状況を確認できないため、証拠が残りません。警察から映像の提供を求められても提出できず、関係者が特定されるまで時間がかかってしまうでしょう。また、一度狙われると繰り返し狙われてしまうこともあるため、早めに録画機能を付けた防犯カメラを設置しましょう。

まとめ

近年の機能は映像が鮮明で音声も保存できるようになっています。このような機能が備わっていると、犯罪やトラブルの抑止力につながるため、積極的に導入を検討しましょう。ただし、メリットだけではなくてデメリットにも目を向けるようにしましょう。そして、どのような種類のものを購入すれば良いのか分からない人は、業者に相談してください。目的に合ったものを提案してくれるでしょう。

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